最終日最高3位最終168位 受け攻め両立スタン 〜魂のdead or alive〜

皆さんこんにちは、いっきです。

まず謝罪として、前シーズン終わった後に潜りませんと言いましたが潜ってしまいました。嘘ついてごめんなさい。緊急事態宣言の延長で僕の予定が6月に回っていったので今期までは潜れそうだと思って合間時間を見つけて潜ってました。許してください。

今期はそこそこ頑張って久しぶりに良い結果を出せたのでいつもとは違った真面目な構築記事を書きます。見た目も個人的にはかなり好きな部類です。構築名"魂のdead or alive"はまなとぽけと通話してる時に決めました。特に前置きもないので早速本題に入ります。

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〜構築経緯〜

①受け系統の構築で受け切るのが難しい積み技+ダイジェットへの対抗策として、ダイマックスを切らなくても死に出しから勝てる身代わりチイラミミッキュを構築の出発点とした。

②受け攻め両立における攻めの駒として『ダイマックスエース+襷+ミミッキュ』が強いと考え、高い素早さから行動保証がありダイマックスをすることで高い対面性能を持つ龍舞ドラパルトダイマックスエースとして採用した。

③相手の受けを崩すことができてストッパーにもなれ、自分が使ってみたかった悪巧みキョダイゲンガーを襷枠として採用した。

④受けのパーツとして自分が最も信頼している毒トーチカドヒドイデを採用した。

⑤ここまでだと地面の一貫があるため、その一貫を切りながら多くの物理アタッカーを積ませることができる鉄壁アーマーガアを採用した。

⑥最後に、ここまで切れていない電気の一貫を切りながら相手のカバルドン展開に強く出れる眼鏡トリトドンを採用した。

 

〜構築のコンセプト〜

・『受け』て勝つのではなく『攻め』て勝つ

・特定のメタを貼らない対面とサイクルの全対応

 

〜個体解説〜

ドラパルト@命の珠

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特性…すり抜け

性格…陽気

努力値…163-172(252)-96(4)-108-95-213(252)

調整…ミラー意識の最速

ドラゴンアロー ゴーストダイブ 大文字 龍の舞

シーズン1ぐらいに流行ってそうなドラパルト。不毛なドラパルトミラーにダイマックスをすることである程度合法的に突っ張れる最速にした。ちなみにダイマックスしなくても強い。

技構成は大文字の枠を鋼の翼で使っていたが、終盤多すぎたナットレイに対する打点となる大文字を選択した。ついでにアーマーガアにも強く出ることができた。龍の舞は起点作りがいないため打つ機会がほとんどないが積めたらほぼ勝ちの状況を作れること、ダイウォールが欲しかったことから採用した。

いるだけで相手の選出の圧力になり、高い素早さのおかげで何かしら仕事ができるため構築に入れ得だと感じた。8世代最強ポケモン

 

ゲンガー@気合の襷

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特性…呪われボディ

性格…臆病

努力値…135-×-93(100)-182(252)-95-165(156)

調整…H-B A189ドラパルトのドラゴンアロー93.8%耐え

   S…最速サザンドラと同速

シャドーボール ヘドロウェーブ 気合球 悪巧み

今期強かったポケモンその1。ミミッキュサザンドラの上から技を打てる襷枠であり、今期から巨大ゲンガーが解禁されたため、相手のサイクル構築に対して悪巧みと合わせて強い崩し枠になれると思い採用したが、想像以上の働きを見せてくれた。

技構成はこれで確定。気合玉は打ちたくはないが範囲を広げるためには必須で打つときは毎回お祈りしていた。悪巧みは相手視点から見えにくい勝ち筋であったみたいで受けにイージーウィンを拾えることもあった。不意打ちよりかは採用するメリットは大きいように思えた。

ダイマックスをしなくても充分な性能を持てる襷枠としてとても強かった。初手に雑に投げても後発から崩し枠として出しても動かしやすい点が良かった。メガ進化が無い環境でも充分に活躍できるポケモンであった。最終日までサザンドラより早いと思って使ってたら同速だったことがわかったので多分抜けた方が強い。後巨大ゲンガーの見た目がめっちゃ好き。

 

ミミッキュ@チイラの実

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特性…化けの皮

性格…陽気

131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)

調整…ミラー意識の最速

影打ち じゃれつく 身代わり つるぎのまい

今期の文句なしのMVP。運用としてはダイマックス相手に死に出しから身代わりを連打してターンを凌ぎ、チイラ発動⇨じゃれ影で処理といった形になるがシンプルに強かった。

技構成は剣の舞が選択枠になると思うが無理やり崩し枠になれると思い剣の舞を採用した。カビゴンなどに対して大きな圧力をかけることができたので正解だったように思う。

ダイマックスをしなくても相手のトゲキッスに安定して勝ちたいと思った際に閃いた枠であったが、想像以上にいろんな相手に対して打ち勝つことができた。型自体は既出であるが、受け構築に入る新たなパーツであると思う。じゃれつくがメインウェポンのせいで外し負けが多いのだけがハゲポイント。今後絶対評価の上がるポケモンの1匹。

 

トリトドン@拘り眼鏡

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特性…呼び水

性格…控えめ

波乗り 大地の力 冷凍ビーム ヘドロウェーブ

努力値…209(188)-×-88-158(252)-102-68(68)

調整…S 無振りカバルドン抜き

   C H215D111カバルドンを波乗りで確定1発

今期強かったポケモンその2。カバルドン展開に抗える地面枠としての採用であったが、相手の攻撃を受けた返しに弱点を突きながら対面打ち勝つ動きが多くシンプルに強かった。

技構成は欠伸等ダイウォール枠がほしかったが、打つ場面こそ少ないもののドラパルトに対する打点として冷凍ビーム、エルフーンアシレーヌに対する打点としてヘドロウェーブはどちらも切れなかった。

受け構築に入るトリトドンは耐久振りのイメージが強いのか、想定外の火力を押し付けてイージーウィンを狙える試合がいくつかあった。対面性能もそこそこあるため先発で投げることも多かった。ロトムに後投げした後切り返しで負荷をかけれる数少ないポケモン

 

アーマーガア@オボンの実

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特性…ミラーアーマー

性格…腕白

努力値…205(252)-107-172(252)-×-106(4)-87

調整…物理方面に振り切り

アイアンヘッド ボディプレス 鉄壁 羽休め

今期の見せポケ枠。地面の一貫を切れてドリュウズに強い枠として採用したが、環境にロトムリザードンなど勝てない相手が増えすぎたので選出圧力をかけるポケモンになってしまった。

技構成はHBベースのシンプルなもので、耐久がかつかつなので振り切った。ミリ耐えすることも多かったので正直ここから削りたくはない。

処理の難しいドリュウズに対して選出段階で圧をかけれる点が個人的には評価が高い。選出した試合では間違いなく活躍していたので刺さりが悪いだけでポケモン自体のスペックは高かった。

 

ドヒドイデ@黒いヘドロ

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特性…再生力

性格…図太い

熱湯 毒毒 トーチカ 自己再生

努力値…157(252)-×-206(124)-73-179(132)-55

調整…H-B A118力持ちホルード地震確定耐え

   H-D C172ロトムの眼鏡放電確定耐え

構築の核。全てのポケモンに対して様子見で投げて攻めの駒に繋ぐ重要な役割を果たしてくれた。攻めの駒で押し切った後の積ませ要因としても活躍してくれた。

技構成はこれで完結している。8世代はダイマックスによって攻撃しながら能力を上げてくるので黒い霧では追いつかない。このポケモンで積ませるのでは無く、毒トーチカによる構築単位での削りの方が強い。後個人的にはドヒドイデはBとDに振り分けた方が使いやすい。

今期は襷+ミミッキュを構築に入れているので起点にされやすいドヒドイデも積極的に選出していた。高火力弱点でない限り1発は耐えるので雑に投げて削りを入れてもらうことも多かった。サイクル構築に入る必須級のポケモン

 

〜選出について〜

・体感の選出率

ミミッキュ=ドラパルト>トリトドン=ゲンガー>ドヒドイデ>アーマーガア

・選出パターン

対ドラパミミキッスミトムetc⇨トドンミミ@ 1

初手のトリトドンで相手の選出を割りながらミミでダイマを凌ぎラス1を通す形。

対受け系統⇨ドラパゲンガー@ 1

ある程度サイクルを回しながら通せる方にダイマックスを切って崩しに行く。

対ヒトムナットギャラetc⇨ドラパミミ@ 1

基本的にはドラパルトを通す。受けを挟みながら崩すタイミングを伺えば勝てる。

迷った時⇨ゲンガードラパミミ

受けサイクル最強の対面選出。選出わからんくてこれで出すと結構勝てる試合が多い。

 

基本的にはドラパorゲンガー+ミミ@ 1で選出して、受けをクッションにしながらミミでダイマを凌ぎ、エースを通す形が最もわかりやすい勝ち方である。

 

〜きついポケモン

・ドラパルト…型無限に合って対策しきれない。

・ガラルヒヒダルマ…受け使ってても裏読みされて負けるので気分で突っ張った試合も多い。

ラプラスダイマックスを切らせるタイミングを間違えると後手に回るのできつい。

バンギラスダイマを切らずに綺麗に処理できるルートが少ない。

 

〜反省と振り返り〜

今期は少ない対戦回数でも自信のある構築が組めたと思います。ただ、やはり1ROMしかないため安定しなかったのと構築に上振れ要素が少なく運負けすることが多い気がしました。構築をうまく組めれば運負けも減らせるはずなのでそこが最も足らない点であったように感じます。時間がない中でも結果らしい結果を出せたのは素直に嬉しいですが、一桁を目指していたのでそこだけは悔しいです。次潜るシーズンは悔いなく終わりたいと思います。

ただ、自分自身受けサイクルの新しい可能性が見えたシーズンでもあったように思えます。同じような構築を使っている人の今後の参考に、そして自分自身の糧にしていきたいと思っています。

後、次のシーズンは本当の本当に潜りません。流石に今期もガチで潜ってしまうとニートになってしまうので一応自分の人生を大事にしたいと思います。ただ、仲間大会等は出ようと思っているのでそのときは楽しみたいと思います。次潜るシーズンは最後まで取り組めるように頑張りたいと思ってます。

 

〜Special thanks〜

・最終日付近に通話付き合ってくれたまなとぽけ

・色個体を恵んでくださった各位

・育成に協力してくださったサークルの皆

今期ここまでやれたのはみんなのおかげです。ありがとう

 

ここまでご愛読ありがとうございました!