剣盾S2使用構築 最高73位最終103位 〜攻め思考受けループ〜
皆さんこんにちは、いっきです。
今回は剣盾のシーズン2で使用した構築について紹介したいと思います。
1、構築が完成に至るまで
2、個体紹介
3、構築のコンセプト
4、まとめ
に分けて書いていきます。
↑サムネ用
〜以下常体〜
1、構築が完成に至るまで
シーズン2はシーズン1と比べ様々なポケモンの開拓が進み、同時に崩しの多様化が進行していたシーズンであり、私のシーズン1の構築である受け+攻めの形を取ると、受け3匹の駒では相手の崩しによって機能しにくくなるというように感じられたので、今期は受け重視の中に切り返しの駒を入れようと考えたのが出発点である。
まず初めに受けの軸としてドヒドイデ+ヌオーを考えた。この2匹が現環境で最も広い範囲をカバーできる受けであると感じたからである。そして攻めの切り返しの1枠目として前期同様スカーフヒヒダルマを採用し、この3匹を固定して色々試して行った。そして、前期まで使っていたHBアーマーガアの役割が物理の崩しが増えたことにより薄くなったと感じたので、新たな物理受けとして、環境の物理を多く受けられるクレベースを採用した。このままだとドリュウズが重く、攻めの切り返しの駒が不十分であると感じ、相手のキッスなどのダイジェット持ちに対する強烈な切り返しになる弱点保険アーマーガアを採用した。ここまでだと相手のドヒドイデなどの受けを崩す手段が乏しいので特殊受け兼サイクルブレイカーとして通せん坊地割れカビゴンを採用した。
2、個体紹介
ガラルヒヒダルマ@拘りスカーフ
性格…陽気
特性…五里霧中
努力値…181(4)-170(76)-76(4)-×-97(172)-161(252)
調整 H-D…C177大文字確定耐え
S…最速
前期との変更点は技を馬鹿力から地震にに変えたのと、調整を有名なものにしたことである。それ以外は特に変わりのないスカーフダルマであり、これが最も汎用的な使えて強かった。もう語ることがない性能を持った優秀なポケモン。
(受けにおけるダルマの役割については前期の記事を見てください)
カビゴン@カゴの実
性格…慎重
特性…食いしん坊
努力値…267(252)-130-101(124)-×-161(132)-50
調整 H-D…C189トゲキッスの珠+2ダイジェ
ット確定耐え
B…余り
のしかかり 地割れ 通せん坊 眠る
今期のMVP第1号。相手の耐久ポケモンを無理やり持っていったり、カビゴンを突破できないポケモンに通せん坊⇨時間を使うというようなルートが取れ、使い勝手が非常に良かった。持ち前の高い特殊耐久を生かし、多くのポケモンとタイマンを貼ることができた。
ただ、最終日には個体が増加したのもあって読まれることが多かった。それでも見えない勝ち筋を押し付けることもできる点で優秀であった。
アーマーガア@弱点保険
性格…陽気
特性…ミラーアーマー
努力値…205(252)-107-126(4)-×-105-130(252)
調整 特になし
ブレイブバード 挑発 ビルドアップ 羽休め
今期のMVP第2号。アーマーガアを弱点をついて突破しようとしてくる構築が多いと感じ、ダイジェット持ちに対する切り返しと遅効性の崩しを行える点が強かった。技は詰め筋に最も使いやすいテンプレ構成にした。
色違いのダイマックスアーマーガアが試合を支配してる瞬間がたまらなかった(小並)
ドヒドイデ@黒いヘドロ
性格…図太い
特性…再生力
努力値…157(252)-×-206(124)-73-179(132)-55
調整 H-B…A142ミミッキュの珠ダイホロウ確
定耐え
H-D…C172ロトムの眼鏡放電確定耐え
熱湯 毒毒 黒い霧 自己再生
受け構築の本質であり核となるポケモン。最低限の物理耐久を確保しながら特殊方面にも努力値を割いて、単体で見れる範囲を広くした。これは正解で、多くの相手に対して場持ちしながら持久戦を行うことができた。
これ以上語ることのないくらい性能は分かってもらえているだろう。
ヌオー@食べ残し
性格…穏やか
特性…天然
努力値…202(252)-×-105-85-128(252)-56(4)
調整 特になし
熱湯 毒毒 守る 自己再生
ドヒドイデと毒サイクルを形成できるポケモン。キッスやロトムなどを受けたかったので配分をDにさいた。積み技を無視できるため毒のダメージを蓄積させながら詰ませる動きがスムーズに行えるのが強みであると感じた。
ダイソウゲンを打ってくる相手が増えたがそれでも強いと思えるポケモンである。
クレベース@オボンの実
性格…腕白
特性…アイスボディ
努力値…202(252)-137-259(252)-×-66-49(4)
調整 特になし
雪雪崩 ボディプレス 鉄壁 自己再生
環境に増えた珠ギャラドスやパッチラゴンを受けるために採用した新たな物理受け。今作から得たボディプレスを能動的に使えるポケモンであり、環境の物理アタッカーを鉄壁により詰ませる動きを取れるのが強かった。
ORASにレートをしていた頃、まさかこのポケモンと最終日を共にすることになるとは思ってもいなかった。
3、構築のコンセプト
構築のコンセプトは
・受けの駒で相手を詰ませる
・受け切れない範囲を攻めの駒で補う
の2点であり、前期とほぼ同様である。
相手によって選出は大きく異なり、受け3匹選出をすることもあれば、ダルマ+アーマーガア+@といった対面選出をすることもあった。
〜再び敬体〜
4、まとめ
今期は自分にとってなかなか成果が出ないシーズンであり、シーズン終了4日前にサブロムが5桁に行ってしまうなど何が強いかわからず苦しんでいましたが、最終的に本来の自分のスタイルを貫いて何とか結果を残すことができたので個人的にはかなり満足しています。勝てないシーズンでも結果を残すプレイヤーが強いと思っているので、そういう意味では悪くなかったと感じています。
今期は構築を完成させるまでに要した時間が果てしなかったのが最後に勝ちきれなかった原因であると思っているので、来シーズンは日頃から考察を深めていきたいと思いました。諸事情によりポケモンに費やせる時間が減ってしまいますが、それでも効率を重視して頑張っていきたいと思っています。
TN:Sasanqua 最高73位最終103位
ここまでご愛読ありがとうございました!